メルボルンのシェアハウス事情
ファームが終わりメルボルンでの生活が始まりました。この日から今日まで、私はずっとシェアハウスに住んでいます。シェアハウスについて少し紹介したいと思います。
オーストラリアではシェアハウスが一般的です。もちろんお金があれば日本のようなアパートを借りることもできます。ただ一人で住むには家賃が高いのと、1年間は契約しないといけないので、ワーホリで来る人の殆どは、シェアハウスに住んでいると思います。
シェアハウスの家賃はだいたいcity内で1週間$160~$200くらいだと思います。これでも同じ室内には4人以上住んでおり、二人部屋~四人部屋が多いと思います。
一人部屋だと$300くらいするんじゃないかと思います。
私の現在住んでるシェアハウス、7人も住んでいます。私以外は中国人と台湾人です。細かい決まりなどはないですが、掃除が苦手な人ばかりのようで、本当に汚いです。
使ったあとの台を拭いたりするのは当然だと思っていました。だいたいそのままです。
掃除当番はありません。なので気付いた人が掃除をします。
シェアハウスに住む場合、日本人だけだと英語環境にはならないので避ける人もいますが、私は住むなら日本人とがいいです。やはりお互い綺麗に使える、きちんと掃除が出来るというこは大きいと思います。
これはあくまでも私の意見ですが^^;
オーストラリアでファームジョブ ⑤
骨折した時の事は、書いてて悲しくなってくるのですが、書かないと現在まで辿り付かないので^^;頑張って書きます。
骨折から4週間。やっとギブスが取れました!人生初めての骨折でした。
あの時はギブスが取れたらすぐ歩けるようになると思ってたんです。ですが、そんなに簡単ではないですね。
周りのみんなから、なんでまだ松葉杖使ってるのって言われていました。
ずっと足首は固定されてて、約1ヶ月1度も両足で歩かなかったので(骨折してるので歩けない)足の筋肉が固まってしまったのと、怖いのと痛いので歩けないんです( ToT )
周りには甘えてる、というような事を言われていましたが、本当に歩けないんです!!!!!
これは骨折した人にしか解らないと思います。
この時はもう絶望的でした。
私のワーキングホリデーはどうなるんだ、と。これ以上この場所に一人で居たら自分自身が駄目になってしまうと思い、メルボルンまで移動することを決意しました。
スーツケースは日本のcube it を使ってメルボルンまで送りました。
CUBE IT! オーストラリアから日本への荷物、スーツケース、ゴルフバッグはキューブの格安航空宅配で
オーストラリアで日本人向けにサービスしている運送会社です。日系企業なだけあってサービスは良かったです。
アデレードのバスターミナルでピックアップして貰い、家まで届けて貰いました。
語学学校で仲良くなった友人の家が空いてるということで、当分のあいだはそこに住むことに決めました。
松葉杖でバスに乗り、そこから空港へ向かい飛行機でメルボルンまで行きました。
メルボルンの空港では、職員の方が車椅子で出口まで連れていってくれました。迎えは来ないと言ったら、信じられないと何度も言われました。この時もまだ、頼れる人はいませんでした・・・
曇のセント・キルダビーチ。運動も兼ねて松葉杖でよくビーチまで歩いてました。
オーストラリアでファームジョブ④ バックパッカーについて
私がファームで働いているバックパッカーホテルについてです。どんなものか想像もつかない方もいると思うので、簡単に説明します。正式名称は何と言うのでしょうか?
私もわかりません^^;ホステルとかバッパーって言っていました。
基本的には知らない人と相部屋です。ベッドの一段を借りるというイメージです。
シャワー、トイレ、キッチンは共用です。
部屋は場所にもよりますが、二段ベッドが多いかと思います。
私が住んでいた部屋はこんなに広くないし、お洒落じゃないし、明るくないし綺麗じゃないです。基本的に居場所はベッドの上のみです。
場所によっては二人部屋や6人部屋、それ以上なんてこともあります。
私は一人旅の時はだいたいバックパッカーに泊まります。二人だとホテルの場合でもそんなに高くない場合もあったりするので、そこは値段を比べて決めた方がいいと思います。
バックパッカーの良いところ。
これは、友達が作りやすいということでしょうか。あとは安さだと思います。
逆に悪いところは、プライバシーが無いところ。何もかも共有しなければいけないところ、だと思います。
旅行で泊まるのはいいですが、住みたくは無いです。
でもオーストラリアで出会った人の中では、バックパッカーに住んで学校に通っているという人にも会ったことがあるので、人それぞれだと思いました。
こんな建物でした。
オーストラリアでファームジョブ ③
3ヶ月間ほぼ毎日野菜を束ねていました。
暗い話になります。ごめんなさい。でもこの経験は私を強くしてくれたと思います。
あと1日働けばファーム生活が終わる、そんな時でした。その日は確か土曜日。洗濯物を干そうとバックパッカーの外階段を降りていた時、足を滑らせ足の骨を骨折しました。
目の前が真っ暗になるというか、どうしようという焦りと痛いのでパニックでした。
足から凄い音がしました。この時骨折したと思いました。
そこからルームメイトに足を冷やして貰ったり、GPに連れていって貰ったりしました。GPでは多分骨折だと思うけど、レントゲンを撮らないとわからないと言われ、となり街の病院までレントゲンを取りに行きました。
*オーストラリアでは病院(hospital) はGPの紹介などが無いと診てもらえません。最初は一般開業医(GP)へ行きます。
次の日再びGPへレントゲンの結果を見せに行きました。
踵の骨にヒビが入っていました。
1週間くらい腫れが引くのを待ってから、ギプスをしました。3週間後にまた来てと言われました。
骨折してしまったため、移動することも出来ませんでした。足を下ろしてると痛くて椅子にも座ってられませんでした。寝る時も足を上げてないと痛いのと、角度によっては凄く痛かったのでちゃんと寝ることもできませんでした。
ルームメイトやワークメイトとの仲もこじれてしまい、突然仕事も出来なくなり、思うように動けなくて誰にも頼ることが出来なくて本当に辛かったです。
買い物は、たまたま数日間だけ宿泊していた日本人とイタリア人のカップルが車に乗せてくれてスーパーまで連れて行ってくれました。1ヶ月分の食料を買ったので、このあとは買い物には行っていません。
洗濯機が無かったので近くのコインランドリーに週1回行っていました。リュックに服を詰めて松葉杖で行っていました。
元気な時にはなんでもない坂が、松葉杖でほ凄くしんどかったです。
広いシャワールームがあったので、みんなが仕事にいっている昼間にシャワーを浴びていました。プラスチックの椅子に座ってシャワーを浴びていました。1階の部屋に住んでいて、シャワーもトイレもキッチンも1階にあったのは救いでした。
3食とも人がいない時にキッチンを使っていました。松葉杖で動き回っていると迷惑になると思ったので^^;
松葉杖ってコンパクトには動けないんですよね。
昼間はひたすら映画を見ていました。でもやっぱり気持ちがどんどん落ち込んでしまって、どうやっても持ち直す事が出来ませんでした。
ある時、バックパッカーにいる人全員で川でBBQをやるということがありましま。川までは少し距離があるし、下り坂をおりなければいけない。その先のBBQスペースまでは更に芝生や砂利を降りて行かないといけない。
流石に行けないと思って断りました。みんなの大丈夫だよ~と言う軽い感じが何故か今でも忘れられないです。
この時は凄く悲しかったです。
日本で保険に入っていたので、病院代は掛かりませんでした。しかし移動することが出来なかったのでバックパッカーに滞在していました。ファームで働いたお金がどんどん無くなっていきます・・・ギプスが取れるまで、1ヶ月半くらい住んでいました。
こんな景色の中を1時間弱くらい走って隣町の病院に行きました。
オーストラリアでファームジョブ ② Loxtonについて
私がファームで働いていた時、Loxtonという小さな街に住んでいました。
本当に小さな街ですが、スーパーも薬局もレストランもバーもプールも。結構何でもありました。だから生活に困ることは全然ありませんでした。
そんなLoxtonの街を紹介したいと思います。
Loxtonまでは、アデレードのバスターミナルからバスで向かいます。Kingstonというバス停でバスからバンに乗り換えます。Loxtonに行く人はそんなにいないからだと思います。
私の時は私ともう一人の男の人の二人だけでした。
1日1本、17時30分のバスしかありません。帰りも同じです。1日1本で朝の8時のバスのみです。
バックパッカーの前には大きな公園がありました。
街並み。とにかくこんな感じで木がたくさん植えてあります。
少し歩くと川があります。BBQもできます。
オーストラリアは日本と違って、公園にBBQができるスペースがあり、水も出て電気も通っています。食材を持って行くだけで、すぐにBBQができます。
野生のペリカンもいます。
1時間くらい歩くとHeavenと呼ばれる丘に行けます。結構遠いですが行く価値はあります。
こんな道を1時間くらい歩きます。
少し急な坂を登ります。
頂上からの景色は凄く綺麗です。
良い街だったと思いますが、私はいい思い出がないため、2度と戻りたくないです(笑)
でもこの街で見たたくさんの「緑色」だけは忘れられないです。それだけ自然が多くて緑豊かな街でした。
メルボルン cityから電車で行けるおすすめのビーチ
ファームの頃の事は思い出してると暗くなってしまうので、メルボルンで私が行ったことのあるビーチを紹介したいと思います。ファームの事も、またゆっくり書きたいと思います。忘れないためにも。
どのビーチも電車で行けます。車があればもっと遠くまで行けるのですが・・・いつか車を買ったら遠くまで行きたいと思います。
* Stkilda beach
有名です。語学学校もこの近くにありました。3ヶ月くらいこの近くに住んでいたので、ビーチは何回も行きました。ペンギンを見ることができます。
冬なのでビーチに人はあまりいません。夏はたくさんの人がいます。日本と違うと思ったのが、誰もパラソルを使っていません。
桟橋を歩いて行くとペンギンがくる場所へ辿り着きます。
セントキルダビーチの近くのAcland st には、雑貨屋さん、BAR、レストラン、カフェなどがあります。ケーキ屋さんが何件かあり、可愛いケーキがたくさんあります。
* Brighton beach
ここも有名です。小屋がたくさん並んでいます。個人的には小屋がある所よりも少し北の方に歩いた方がビーチは綺麗だと思います。有名なぶん人がたくさん来るので、ゴミなどが多い印象です。
少し北にいくとこんな感じです。ミドルブライトンの方まで行きます。
夏の天気のいい日には、太陽が沈む所を見るために人が集まります。カフェがあるので、そこから日の入りを見ました。
* Bon beach
ローカルなビーチでした。人も少なくてお勧めです。cityから電車で1時間ですが、駅から歩いてすぐです。ビーチしかありません。
* Williamstown beach
Cityから電車で30分くらいです。
少しcityから離れてるのと、セントキルダやブライトンビーチより有名ではないので、その分人も少なくて綺麗です。
個人的には bon beach がこの中では1番良かったです。
思い出深いのはセントキルダビーチとブライトンビーチです。
オーストラリアでファームジョブ ①
5週間滞在したメルボルン。語学学校を卒業して二日後にはファームのある街まで行きました。
アデレードからバスで3時間以上のところにあります。
ファームは事前に決めてから行きました。友人の紹介です。ワーカーは日本人のみですが、バッパーはヨーロピアンばかりで英語も使えるし、デイオフカウントがあるので3ヶ月丸っと働けばサインが貰える、とのことでした。
野菜ファームのため、1年中仕事が無くなることはなく、時給なので給料も悪くないとのこと。
ですが・・・やはり現実はそんなにうまく行きませんね(><)時給ではなく歩合でした。実際は週$450稼げればいい方でした。休みは週一で、朝の6時から3時くらいまで働いて休憩は1時間です。割に合わなさすぎます・・・
仕事内容はひたすら野菜をまとめて輪ゴムで留めます。作業自体は簡単だし、手先は器用な方だと思うので、割と早く出来るようになりました。でもいくら頑張っても早くやっても、そんなに対して給料は変わりません。
結局このファームで3ヶ月働きました。
ファームを移る勇気が無かったんです・・・
あと日本人の中に、急に辞めて移動するのはどうなの?という空気が流れていました。
ファームは運とタイミングだと、どれだけ情報を集められるかだと思います。
人によっては、最初のファームで凄く稼げてサインも3ヵ月ですんなり貰えたり。
ファームにいったものの、仕事が無くて転々としなくてはいけなくなり、サインを貰うのに半年以上かかったり。両方とも私の友人です。人によります。
今になって思うのは、3ヶ月で終わったのは良かったけど、他に移動しても良かったかなとも思います。
Loxton という街にいました。結局ここには5ヶ月以上いました。